(出典元:wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/下着)

「われわれは、なぜ、パンツを穿くのか?」

小学生みたいな質問ですが、われわれがパンツを穿く理由を考えてみました。
「恥ずかしいから」
「オシッコをする時に、ジッパーに引っかからないようにするため」
「おちんちんがブラブラして、パンツ無しではとても活動できないから」
「すーすーして寒いから」
「パンツを穿くのが常識だから」
などなど、様々な意見が聞こえてきそうです。
古代の世界で最初のパンツ(下着)は、適当な大きさの布を腰に巻いたものや、フンドシのように、布を股に通して縛るものが一般的だったようです。
下着とは言っても暖かい場所ではフンドシしかつけない文化もあったため、下着イコール正装の人達もいたみたいですね。
いまのパンツの原型は、ヨーロッパの中世、ルネッサンス期を経て、産業革命によりプランテーションによる綿花の大量生産により実現されました。
日本で最初にパンツを手にしたのは豊臣秀吉だとされています。
ポルトガル人からの貢ぎ物の中にパンツがあったらしいです。

日本人の上流階級にパンツが定着しはじめたのは、女性の場合、明治時代の鹿鳴館の舞踏会の洋装からです。
女性の洋風ドレスに和風の腰巻きは不似合いだったために、最初、女性からはじまった様子。
女性達の様子を見て、多くの日本人男性もまた、洋装に合わせて洋風パンツを穿きはじめたことは充分に想像されます。
しかし、当時の洋装の日本人男性は、ズボンの下はフンドシ、なんていう図は充分に想像できます。
和根洋才ならぬ和フンドシ洋スーツといった感じでしょうかね。
今でもフンドシと言えば男らしいイメージがあります。
日本人男性の場合、古くから、
「フンドシを締め直す」
という表現に代表するように、フンドシは大和魂の象徴でした。
ですから、いまも昔もジャパニーズパンツの代表格はフンドシだったりしますよね。

大正の自由主義運動の時代を経て、昭和7年、日本橋の白木屋百貨店での火災が、日本で大衆にパンツが普及した走りと言えるでしょう。
デパートの火災時、まだ着物の女性がほとんどでしたから、女性達はデパートの建物の高所の窓から下の救命ネットに飛び降りるのを躊躇して、多くの女性が焼死しました。
飛び降りると、着物がめくれ上がって下半身が見えてしまうためです。
これは当時、大和撫子の恥じらいの美徳を世界のメディアにまで知らしめましたが、
これにより国内では、
「日本人はパンツを穿こう」
という風潮になりました。
しかし白木屋での火災は女性用パンツの普及にはつながりましたが、男性のパンツが一般的になるのは、まだ時を待たねばなりませんでした。
男はフンドシを締めるべき、という固定観念のまだ根強い時代でした。

(出典元:wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/下着)

第二次世界大戦後、欧米化のために、日本人にも様々な男性用パンツが一般的になりました。
しかし1960年代くらいまでは、男性用パンツは機能重視で、デザインが画一的なトランクス、白いブリーフなどファッションのツールと認識されるには、まだ時が必要だったのです。
「防寒用の下着」
「ぶらぶら防止」
「穿けるなら、とりあえずデザインは不問」
という時代でした。
この傾向が70年代から変わりはじめ、80年代には、 「男性もパンツでファションセンスをアピールする」
そんな時代になりました。
そうして90年代、2000年代に突入。
ご存知のようにメンズレギンスや男性用パンツ専門のブランドも一般化して、現在の「見せパン」の時代にいたります。
インクジェットプリント写真を綺麗に印刷したパンツも登場!
男性用パンツの文化は華やかな現在にいたります。

さて、パンツはこれからどんな変化を遂げていくでしょうか?
用途に応じて、
「汚れないパンツ」
「タイムトラベラーズパンツ」
「脱がないで永遠に穿けるパンツ」(揺りかごから墓場までパンツと呼ばれるかも)
と、色々な声が聞こえてきそうですね。
最後に、男の未来型勝負パンツについて考えてみました。
セクシーなアピールをするための男性用勝負パンツはどうなるか?
パンツにホログラム発生装置を内蔵して、実際以上にリアルにモッコリさせて見せる、
「モッコリパンツ」
その発展形の下半身だけスーパーモデル級のパワーを映し出す、
「モッコリパンツ・スーパーモデルくん」
「馬なみパンツ種馬くん」
などを考えてみましたが、自分のアホぶりに嫌気がさしてきました。
どうもすみません……。
ともあれ、昔の日本人は、男はフンドシ、女は腰巻き、ノーパン、つまり、
「着物の下はスッポンポン」
という、いま考えると誠に羨ましい時代が続いていたんですよ。
古代から現代にいたるまで、次々と新しい形のパンツが登場して、いまではスポンサーがついて広告の役割まで担うパンツ(フリパンです!)まで生まれています。
次はどんな面白いパンツが登場するか、楽しみですね。

フリパンライター

DaiseiMatsuo

札幌のフリーライター兼社労士の松尾大生と申します。大学卒業後、コンサルタント会社勤務をへて、社労士とフリーライターの二足のワラジを履き、現在にいたります。
最近、アンチエイジングにはまって若返ってます。

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