今回のフリパンラボでご紹介するのは、コレです。

画像出典:Sensualdirect

ボディビルの宣伝じゃなく……これ、パッケージなんです、食べられるパンツの。

そうなんです、食べられるんです。Edible=食べられる、Undies=下着。よく見ると「味付きの官能(Sensuous With Taste)」などというコピーも入っています。そして、チョコレート、チェリー、ストロベリー、パッションフルーツと、味のバラエティもいろいろ。

食べられる、と謳ってあるのだから食べられるはず。でも、何を食べさせられるのかちょっと……どころか非常に心配です。

実はこれ、基本的な素材はキャンディなんですね。例えば、下にある写真が、ごくシンプルな40年前の「食べられる下着」なのですが、(アメリカでは、驚くことに、40年前にこれが特許を取得しています)キャンディを薄く延ばしてフィルム状にしたもので作ってあります。

そして、当時のものから遥かに進化したのが現代の「食べられる下着」。 基本の素材は同じキャンディなのですが、アイスやドレッシングなどに使われる増粘安定剤「キサンタンガム」や、医薬品などに使われる合成ゼラチンが添加され、適度に強く、それでいて食べる時には破れやすく作られているのです。

ではさっそく、箱を開けて中身を見てみましょう。

これは、Vonさんという女性ユーチューバーが投稿した動画。問題の食べられる下着(男性用チョコレート味)を紹介してくれています。箱を開けて出てきたものは……

こんな感じ。見た目はまるで、海苔で作った越中ふんどし。

さっそく試食してみると……ウッ、これは……

こんな顔になっちゃう。そして一言、「なにこれ、不味い!」

舐めると確かにチョコレートの味がするそう。しかし口に入れて噛むと、プラスチックの味が。作ったメーカーさんには、ぜひとも改良を望みたいところですね。

この「食べられる下着」、実は、というか当然と言うか、男性用より女性用の方がバラエティ豊かです。キャンディフィルムで作ったオーソドックスなもの以外に、噛みごたえのある「グミ」タイプなどという逸品も。

画像出典:Bachelorette.com

中身はこんな形です。匂いはストロベリー。

紐(食べられない)が2本付属していて、それを結んで装着するとこんなふうに。股に開いた穴の用途は、いろいろ想像できますがとりあえず不明ということで……。

画像出典:Bachelorette.com

そして食べると、さすが「グミ」タイプ

びよーんと伸びます。男性用と比べると、こっちがダンゼン「おいしい(yummy) とのこと。

ご紹介したこの2品に不満をお感じの方、多くいらっしゃるでしょう。はっきり言って美味しそうじゃない。製品コンセプトが「身に着ける」にあって、「食べる」方面がおざなりにされている。

……とお嘆きの皆さまにお勧めしたいのがこれです。

画像出典:BoysStuff.co.uk

キャンディの粒にひもを通してビーズ状にしたもので作ったパンツ。手前が女性用、奥が男性用です。これなら、お腹が減った時にひもを引きちぎって、まともなキャンディが好きなだけ食べられる。真面目な話、非常食にもなりそうですよね。

さらに「食べる」ことを追求して行くとパンツはこうなる、という例を最後にご紹介。ビーフジャーキーで作ったパンツ「ブリーフ・ジャーキー」です。

画像出典:THIS IS WHY IM BROKE

表面に付いているのは飾りのジュエリーと、ひもを通すための穴。赤紫色の生地が正真正銘のビーフジャーキーです。

画像出典:Etsy/mixedspecies

現在、既製品は売られておらず、オーダーメイド品しかありません。1枚の注文でお値段は139ドル(約1 7,000円)。100%ビーフで作られたビーフジャーキーが素材なので、味には充分期待できるはずです。

海外にはこうした「食べられる下着」を自作する方もいらっしゃり、YouTubeにはブリーフ・ジャーキーやキャンディ素材のパンツのDIYチュートリアルビデオがアップされています。

私が作るとしたら、やはり日本男児なので、海苔か昆布を素材にしたいですね。

あなたなら、どんな食べられるパンツを作りますか?

フリパンライター

稲垣 恒太郎

猫のような好奇心を持つフリーライター。特に、流行っていないものが好き。クラシック音楽が趣味。ウラジミール・ホロヴィッツの大ファン。20代まではブリーフ派だったが、現在はトランクス派に転向。

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