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子供の目線で楽しみながらオムツばなれを ~親子フリパン制作エピソード~

前編ではオムラボのオリジナル親子フリパン「パパンツ」「コパンツ」の発表を記念して、デザイナーの岡本さんに「コンセプト」や「楽しみ方」、また「パパデザイナー」としてのお考えなどを伺いました。

後編ではそんな岡本さんと共にデザインを担当していただき、かわいいイラストを描いてくださった佐藤蕗さん(一児のママ)へのインタビューを中心にお届けしたいと思います!

デザイナー&おもちゃ作家 佐藤蕗(さとうふき)さん

佐藤さんは多摩美術大学を卒業された後、店舗デザイン事務所や建築設計事務所などの勤務をされてきました。第一子の出産を機に、子育てをされながら店舗の設計・図面作成やデザインなどのお仕事をされていますが、その傍らで、子供と一緒に楽しめる手作りおもちゃの制作もされています。(佐藤さんのプロフィールはこちら

当日、佐藤さんはお子さんと取材場所の「TORi」にやってきてくださいました。息子さんは三歳とのことで色々なことに興味津々。佐藤さんは上手にお子さんの相手をしながら、我々のインタビューにもとても丁寧に対応してくださいました。ママ・女性は本当に偉大です!(取材場所のTORiについて

実を言うとまだ数回しかお会いしたことがないんです…

筆者:今回「パパンツ」「コパンツ」のデザインをお二人で進めていただきましたが、以前から色々なお仕事をご一緒されてこられたのですか?

岡本氏:今回が初めてです。実を言うとまだ数回しかお会いしたことがないんです。

筆者:えっ!そうだったんですか!?

岡本氏:そうなんです。元々、僕が子供におもちゃを作ろうと思っていてネットを検索していた時にたまたま蕗さんのサイトを見つけたんです。かわいらしい手作りおもちゃを見ている内に気づいたらすっかり蕗さんのファンになっていて…

筆者:佐藤さんは、おもちゃ作りとイラストのお仕事をされていたんですか?

岡本氏:いえ、蕗さんはイラストレーターというわけではないんですよ。

佐藤氏:イラストのお仕事は今回が初めてです(笑)

筆者:えぇっ!

岡本氏:蕗さんの手作りのおもちゃの絵が本当にかわいいんです。ビニールテープなどを使って器用に絵を描かれているのですが、それを見て「親子のパンツについて蕗さんに相談したら面白いことができるかも…」と思い、私から連絡をさせていただいたのです。それがきっかけで今回初めてご一緒できることになりました。

筆者:今回の「パパンツ」、「コパンツ」がお二人のご縁を繋いだというわけですね。

佐藤氏:ちょうど、うちの子もトイレトレーニングの真っ最中だったのでとってもタイミングが良かったんです。

岡本氏:蕗さんはイラストレーターが本業というわけではないんですけど、手作りのおもちゃをたくさん作られていて「どうしたら子供が喜ぶか、興味を持ってくれるか」というアイディアを最初の打ち合わせからたくさん出してきてくれました。

筆者:佐藤さんは親子パンツの制作にまさにピッタリの方だった、というわけですね!

岡本氏:そうですね。その他にも、子供はお腹がぽっこりしているので大人とは違ってフロントのデザインが見えにくくなる…とか、座るとパンツがクシャッとしてしまう…といったことなど、どんどん提案や検証をしてくださいました。こういったことはデザインをする上ではとても重要なことですが、なかなか大人の目線では気がつけないものです。そういった実体験の部分を、蕗さんが実際にお子さんと一緒に次々に試していってくれたんです。

筆者:すごいですね!初めてのコラボなのにお互いが上手く協力し合えている感じがします。

岡本氏:本当に今回は、蕗さんのおかげで強力なタッグが組めたなと感謝しています。

子供のお尻姿ってかわいい!

初のコラボでありながらすばらしいチームワークでデザインを検討していった岡本さんと佐藤さん。お二人の創造力によって生み出された今回の「パパンツ」、「コパンツ」について更にお話を伺っていきました。

筆者:かわいらしいイラストがたくさん散りばめられていて、見ているだけで楽しい気持ちになれるパンツですよね。動物や植物が描かれていますが、これにはどういった狙いがあるのでしょうか?

岡本氏:モチーフには自然にあるものを使おう、というイメージが当初からありました。子供はジュースでパパはビール…といったものも面白いかなとは思いましたが、蕗さんの作品のイメージにも触発され、今回は動物や植物に統一してみたんです。
その中でも親と子で形が異なるもの、例えばオタマジャクシとカエルのように子供でもわかりやすいものをリストアップして、蕗さんにイラストをお願いしました。

筆者:なるほど、そういう意図があったんですね。フロント側にはスイッチやレバーといった幾何学的なものが配置されていますが、お尻側は動物や植物といった自然をテーマにしたかわいいイラストを配置されていますよね。これはどのようなお考えからでしょう?

岡本氏:先ほどお話した理由(パンツを脱ぐこと自体が楽しくなれば…という理由でフロントではなくあえてお尻側をかわいく楽しく…。※前編参照)もありますが、蕗さんとお子さんに実際にパンツを履いて検証してもらったんです。フロントに凝ったデザインをしても、子供が履くとちょっと見えにくくなってしまって。

佐藤氏:あと、フロントがかわいすぎるイラストだと、パパとしてはパンツを穿くのがちょっと恥ずかしいかも…ということも考えました。

筆者:確かにそうかもしれませんね。

岡本氏:僕が特に心を動かされたのが、蕗さんの「子供のお尻姿ってかわいい」というご意見だったんです。かわいいお尻をもっとかわいらしくするのもアリだなって。

筆者:確かに子供のお尻ってプリッとしていて、抱きしめたくなりますよね!

佐藤氏:お尻のほっぺとか本当にいいですよね(笑)!

岡本氏:後はやっぱり穿きたくなると同時に、脱ぎたくなるそういうパンツにしたいという思いもあったのでこのような形になりました。

筆者:「穿くだけではなく、脱ぐことも大切」という発想の転換に繋がっていくわけですね。

岡本氏:蕗さんには、僕がイメージしていた以上に素敵なイラストを描いていただけたので、本当に良いものができたと思っています。

佐藤氏:イラストのお仕事は今までしたことがなかったんですが、自分の描いたものを岡本さんにうまく仕上げていただいて、実際にパンツとなって出来上がったものをみるのは…本当に不思議な感じがします。イラストのお仕事も機会があればまたやってみたいですね。

「ママ」としての子育てのコツ

育児をしつつ設計のお仕事もされ、今回の「パパンツ」「コパンツ」ではイラストを手掛けてくださった佐藤蕗さん。そんな佐藤さんの「ママ」として心構えや子育てに対する考え方についても話していただきました。

筆者:佐藤さんのお子さんはちょうどトイレトレーニングの真っ最中とのことでしたが、佐藤さんご自身の育児に対するお考えなどをお聞かせいただけますか?

佐藤氏:特別なことはしていないとは思います。でも例えば、トイレトレーニングでも「やりなさい!」という言い方はしないようにしています。なるべく“前を向いて子供に接する”ようにした方がいいのかなって考えているんです。

筆者:前を向く、ですか?

佐藤氏:例えば「お兄さんパンツを穿くと生地が薄くて軽いから速く走れるよ」ってこの子に言ったことがあるんです。そうしたら、私の顔を見て目をキラキラ輝かせてきたんです。その時、トイレトレーニングに対して初めて本人のやる気が見られたような気がしました。
「オムツ穿くのをやめなさい!」ではなくて、「パンツを穿くとこんなことができるようになるよ」。そのように言ってみる方が、子供は興味を惹かれるのかなと感じています。

筆者:前向きに、褒めたり興味を惹かせたりすることが大切というわけですね。でもそれはなかなか難しいことですよね。頭ではわかっていても焦ってしまってついつい怒ってしまう、そんな後ろ向きな育児になることが多いような気もします。

佐藤氏:そうですね。でも、遅かれ早かれオムツばなれはするものですから。このままスクスクと育ってくれれば(オムツばなれの)ほんの数ヶ月の違いにピリピリしないで、いつでもいいんじゃないかなって思っています。無理にオムツばなれをさせるのではなく、親がサポートしてあげる方がお互いに成長できるんじゃないかな、と。怒りながらだと…親にとっても子供にとっても良い思い出にならないと思うんです。

筆者:佐藤さん、達観されていますね!

佐藤氏:全然そんなことないですよ(笑)。やっぱりたまにはイライラする時もありますから(苦笑)。でも、子供におもちゃを作ってあげながら、同じ目線で物事を見て・考えていく過程で自分も成長できたなと感じることはたくさんあります。

子育てといっても親のできることは限られていますから、全てを何とかしてやろうなんてそもそも無理だと思うんです。「自分ってたいしたことないな」そう気が付いた時に子育ての仕方も変わりました。

筆者:子育てを通じて、お子さんと一緒に親御さんも成長していけるというわけですね。

佐藤氏:はい。親の言うことを聞かせるのではなく、「してほしい振る舞い」を親がして、子供に見せてあげることが大切だと思います。例えば、自分が猫背だと子供も猫背になっちゃいますから(笑)。

筆者:なるほど。子は親の鏡って言いますからね!岡本さんもやはり同じようなお考えでしょうか?

岡本氏:そうですね。子供の成長って早いですから、最初は苦労しますが、それ自体を楽しまないともったいない気がしています。親の手から完全に離れてしまったらやれることは無くなってしまいますからね。子育てやオムツばなれの苦労も一つのイベントや思い出としてやれたらよいなと。

佐藤氏:親も子も一石二鳥で成長できて、良い思い出も作れる。子育てって大変だけどすごくお得なことかもしれないなって思っています。

筆者:まさにお二人は出会うべくして出会った同志といった感じですね!お二人のお力で最高の親子パンツが出来上がりました!本当にありがとうございました!

岡本さんも佐藤さんも、育児に対する考え方が非常に前向きで自然体でした。
インタビューの中でもたくさんのヒントをいただいたように思います。
「苦労も喜びも今だけの思い出」「子供の自主性やヤル気を育てる」「子を育てることは自分を成長させること」そういったお二人の想いが今回の「パパンツ」「コパンツ」のデザインにはたっぷりと注がれていますね。
家族で楽しくオムツばなれ。オムラボから生まれた「パパンツ」「コパンツ」が少しでもお役に立てば本当に嬉しく思います。
岡本さん、佐藤さん、改めてこの度はありがとうございました!

インタビュー記事の前編をまだ見ていない方は、是非こちらからご覧ください!

『オムラボ』オリジナル親子フリパンの応募はこちら!

『フリパン』本家のサイトで、『オムラボ』オリジナル親子フリパンの応募を受け付けています。
キャンペーンの応募期間は、8月31日までとなっていますので、このチャンスをお見逃しなく!
たくさんのご応募お待ちしております!

フリパンのサイトで、親子フリパンに応募する!
オリジナル親子フリパンを制作していただいたお二方のプロフィール

担当:アートディレクション・デザイン

岡本 健 (おかもと けん)

1983年、群馬県生まれ。
千葉大学文学部行動科学科にて心理学を専攻、研究の一環で調べたグラフィックデザインに興味を持ち、方向転換。
卒業後、数社のデザイン事務所にて実務経験を積み、株式会社ヴォル、株式会社佐藤卓デザイン事務所を経て2013年4月より独立。
日本グラフィックデザイナー協会会員。

Okamoto Ken:http://www.okamotoken.jp/

『KOKUYO DESIGN AWARD 2014』
CD:田川欣哉(takram design engineering)
AD+D:岡本 健

『伊勢丹 新聞広告』
AD:遠山正道
D:岡本 健

担当:イラストレーション

佐藤蕗 (さとうふき)

1982年生まれ、愛知県出身。多摩美術大学卒業後、店舗デザイン事務所、建築設計事務所などに勤務。第一子出産を機に、おもちゃづくりを開始。現在、フリーランスとしてデザインの仕事をする傍ら、おもちゃ作家として活動中。

佐藤蕗:http://fuki.petit.cc/

親子で使えるネコバッグ

お風呂嫌い対策おもちゃ、しましまトリオ

<告知>
8月中旬より、
『ワーキングマザーの働き方と子育てを支援するサイトWorMo’(KOKUYO)』
にてあそびレシピの掲載開始
http://www.wormo.net/

取材にご協力いただいたお店

TORi

世界のお母さんの味と、古くから伝わる保存食をコンセプトに
中目黒にCAFE&CATERING 「TORi」を2010年3月にOPEN。
物語のあるフードを届ける旅するケータリングユニットとして、
イベント出店やパーティーのケータリングでも活動中。

[住所]
東京都目黒区上目黒5-12-26

[電話]
03-6452-3583

[営業時間]
12-16LUNCH/18-22DINNER
※現在ディナー予約制

[定休日]
日・月曜日

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