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日本と似ているようでちょっぴり違う。アメリカのトイレトレーニングは人それぞれ。そもそも「オムツなし」という考え方も!-世界のオムツばなれ事情 アメリカ編-

中国からトコロ変わってアメリカでは、オムツばなれの状況はどうなのでしょう?
「3歳になるまえにとオムツを外すと子どもの気持ちが不安定になるから、トイレトレーニングはそれ以降がいい…」なんて説もアメリカから世界に発信されています。

アメリカの医学博士であるBarton D. Schmittが2004年にContemporary Pediatricsに発表した研究報告によると、世界の半数の子どもが1歳未満でオムツばなれをしていると言われている一方で、アメリカではトイレトレーニングを始める年齢は年々高くなってきており、1920年〜40年代では12ヶ月あたりが一般的だったのが、1990年代以降3歳くらいが平均的なトイレトレーニング開始時期だそう。

うーん、なんだか日本と似ているような、アメリカのオムツ事情。
実際のところはどうなのか探ってみましょう!

アメリカで注目されている“オムツなし育児”ってナニ?

日本と比べて広く、人口も多いアメリカ。アメリカでは、オムツばなれのためのトレーニングはPotty training(おまるトレーニング)、もしくはToilet training(トイレトレーニング)と呼ばれています。Pottyとは、日本語で「おまる、便器」のこと。つまり、おまるや便器を使えるようにトレーニングするということなのです。

オムツばなれに関する考え方も人それぞれのようで、「オムツなし育児」というのをとりいれる人も少なくないのだとか。

Elimination Communication(排泄コミュニケーション)とも呼ばれる「オムツなし育児」は、「オムツばなれ以前に、オムツをさせないで子どものおしっこやウンチを通して赤ちゃんとコミュニケーションをとる」という考え方に基づいた育児方法。

はじめる年齢は早ければ早いほどいいらしく、生後半年までにスタートするのが推奨されているそう。
どうやるのかというと、簡単にいえば寝起きや赤ちゃんがトイレに行きたそうなサインやタイミングを見極めて、おまるに座らせるようにするというもの。
他にもスタートする年齢やパパ&ママの状況に合わせて色々なノウハウがあるのだとか。必ずしも絶対にオムツをさせないのではなく「家にいるときはオムツをしない」「昼間はオムツをしないけれど、夜はする」など状況に合わせて紙オムツも使うのもポイント。そう聞くと、ちょっぴりハードルが下がる気がしますよね。

現地からの声を聞いてみました!

実際、アメリカではオムツなし育児に多くの家庭が取り組んでいるのでしょうか?
一般的なオムツばなれ事情も含めてその辺の事情をアメリカ・シアトル在住のKさんに話を聞いてみました。
Kさん(30歳)は、3歳になる長男君と奥様と一緒にシアトル近郊に住むこと2年。今年に入って次男君も誕生した、まさに2人の男の子を育てるオムツばなれ世代真っ盛り(?)のパパさんです。

まずは、お子さまのオムツばなれについて。2人のお子さまは今もオムツ、していますか?

Kさん:「二人ともまだしていますよ!実は、長男は普通にオムツをさせていたんですが、次男は“オムツなし育児”っていうのにチャレンジしていて…。」

ええっ!Kさんのところ、オムツなし育児しているんですか!

Kさん:「そうなんですよ。長男はふつうにオムツさせていたのですが、家内が偶然図書館でオムツなし育児のことをしって、二人目はオムツなし育児をしようって決めていたみたいで。だから次男は3ヶ月からトイレトレーニング始めています。」

実は、取材時にまさかオムツなし育児を実際にしている人に出会うとは思っていなかったので驚きました。オムツなし育児ってアメリカでは結構メジャーなものですか?

Kさん:「アメリカは人種のサラダボウルですから(笑)考え方も人それぞれで多様性があります。育児に関しても同じで何がメジャーっていうよりも、各家庭で色んな方法をとっていると思いますよ。」

そうなんですねぇ。じゃあオムツばなれを完了させる年齢も色々?

Kさん:「そうですね…アメリカではプレスクールに2歳半から入れるようになっていますが、オムツが取れていることが入学条件だったりするのでその意味では日本よりも早くオムツばなれさせる人が多いかも。」

ほぅ。確かに、日本では幼稚園は3、4歳から。オムツが外れてないと入園NGってところは少ないですもんね。その辺、意識し始める年齢は違うのかも。
オムツをさせていた長男君と、オムツなし育児をしている次男君とで違いってありますか?

Kさん:「オムツなし育児をしていなかった長男はオムツが濡れていてもそれほど気にならない様子だったけど、次男は外出などでオムツをさせるときは、オムツが濡れていることに強い不快感を示しているような気がしますよ。何となく。」

Kさん撮影:Kさん宅で使っている子ども用トイレ。
カーズの柄が可愛い。

やっぱりトイレトレーニングの仕方の違いで子どもの反応にも違いってあるんですね。

Kさん:「そうそう。それにオムツなし育児をすると親が子供を注意深く観察するようになるので、子供の小さな変化に気づくようになると思います。オムツのゴミが減って環境にもお財布にも優しいし、おまけにお尻はかぶれないからお肌にも優しい。優しいことだらけかも(笑)」

Kさん撮影:アメリカで売っているパンパーツオムツ

実際のとこ、アメリカのオムツって日本と違います?

Kさん:「日本の紙オムツのように柔らかくない、漏れやすい、そして高いです。あと、子供のトイレ環境は日本の方がいいかな。日本のデパートやショッピングモールでは子供用の小さくてかわいい綺麗なトイレが設置されていることがありますが、米国では見たことないです。」

見せてもらった写真のオムツは可愛いかんじですけどねぇ。機能性は残念…。トイレもアメリカこそ整備されていそうなのに…ちょっと意外かも。

Kさん:「たしかにショッピングモールなどには大人用のトイレと子ども用のトイレ、あとオムツ交換台が一部屋になっているファミリートイレがありますが、薄暗くてあまり綺麗じゃないんですよね。長男は怖がってファミリートイレに入りたがりません。(苦笑)」

なるほどー!まあ、そこらへんおおざっぱなのかもしれませんね、色々な意味で(笑)
ちなみにアメリカのパパは子育て積極的にしていますか?

Kさん:「そうですね。アメリカではパパも結構子育て意識高くて。検診とかに一緒について行くパパや平日早く帰宅して子どもと遊ぶパパが結構多いです。生活リズムも朝早い。出社は6時から7時くらいで17時には退社。シアトルは10時くらいまで明るいから帰宅後は家族と一緒に過ごす時間がたっぷりあるからその点でも日本とは違いますね。」

うーん、なんとも幸せな環境。シアトルは治安もいいので子育てにもいい環境のようです。

結論:アメリカのオムツばなれは人それぞれ。でもやっぱりオムツは日本製が最高!

トコロ変わればオムツも変わる。アメリカのオムツばなれに関する事情は人それぞれのようですね。オムツばなれ育児は、人間の生まれ持った機能を上手に活かしてあげる点や、子どもの様子を細かく見られるという点では取り入れたい要素も沢山ありますね。

何にせよ、やっぱり聞こえてきたのは日本製オムツの優秀さ。そして、アメリカではパパ達が子育てを一緒にしやすい環境だっていうこと。オムツなし育児もこうした環境だからこそ積極的に挑戦できるのかもしれません。

“右へならえ”の子育てよりも、「こうでなきゃいけない!」という意識を持たずに一人一人子どもの目線に立ってオムツとの付き合い方を決めていけたらいいですね。

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