オートレース選手

オートレース選手, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=518449 / CC BY SA 3.0

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オートレース選手(オートレースせんしゅ)とは、公営競技のオートレースにおいて、賞金を獲得するプロスポーツ選手で、通常オートレーサーと呼ばれる。
正式には小型自動車競走選手で、経済産業省管轄の国家資格所持者である。
総選手数は400人程度。
オートレース選手になるためには、JKAが実施する『小型自動車競走選手資格検定』を受験し合格しなければならない。
資格検定に合格した者がオートレース選手として登録され、晴れてオートレース選手になれる。
資格検定に合格するためには、まず『オートレース選手養成所』(以下、選手養成所)入所試験に合格し、養成所にて一定期間教育・訓練を受けることが前提となっている。
ただ、入所試験はボートレーサー養成所入所試験並みに競争率が高く、2020年5月に合格発表があった第35期では、合格者20名に対し応募者が337名(女子38名を含む)であったため競争率は約17倍であった。
なお、これまで選手募集は原則2年に1度であったが、2021年の第36期選手候補生募集より受験機会の拡大を図るため毎年の募集に変更された。
これにより、新人選手が毎年デビューすることになる。
但し、毎年の募集に合わせて、毎回20名程度(男女計)であった募集枠は10名程度(男女計)に変更されている。
応募資格 主な応募資格は下記の通り 条件見直し これまで、選手募集に際し様々な制限が設けられていた。
第26期募集までは「満23歳以下」、27期からはそれに加え特例として「ロードレース世界選手権・全日本ロードレース選手権等で顕著な成績を挙げている者については満28歳以下」という年齢の上限が定められていたが、2007年の第30期募集からは年齢制限の上限を撤廃し、下限も従来の「満18歳以上」から「満16歳以上」に引き下げられている。
さらにかつては身長制限もあり(こちらも参照)、また受験資格も「男子」に限られていたがこれも撤廃されたため、女子オートレーサーが誕生する可能性が出るようになり、第31期の第3次試験を経た正式合格者に女性2人が入った。
第36期選手候補生募集より裸眼視力0.6以上だった視力条件を緩和し、矯正視力1.0以上で受験可能となった。
応募手続き簡略化 第36期選手候補生募集より、紙媒体での願書提出を取りやめ、選手養成所のホームページに掲載する応募フォームから、必要事項を記入のうえ申請(オンライン)する形式に変更された。
試験 選手養成所入所試験は、1次試験、2次試験(1次試験合格者及び特例受験者対象)が行われる。
試験内容は下記の通り 適性検査(性格・心理) 適性検査(性格・心理・運動機能) 面接 身体精密検査 体力検査 技能検査 人格・素行検査 入所試験に合格すると、選手候補生として茨城県下妻市の筑波サーキット内に併設されている全寮制の選手養成所に入所し、9か月間の基礎訓練を行う。
なお、候補生は入所期間中の諸経費の一部として120万円を負担する必要があり、入所時に納付することになっている。
ただし、一括納付できない場合、一部を分割納付(選手登録後も納付できる)することができる。
この間、候補生は原則として月1度の外出以外の私用外出は許されず、この他に成人の飲酒・喫煙、スマートフォンなど通信機器の使用などの禁止事項が定められている(外部との連絡は手紙や時間限定での電話に制限される)。
なお、社会環境の変化に合わせて第35期候補生より限られた時間・場所においてのみ通信機器の使用が許可されたが、その35期候補生では11名が規律違反をした(後述参照)。
規律違反を犯した場合は謹慎処分の後に再教育訓練が行われるため、卒業が延期となる。
訓練 養成所内での9ヶ月間の訓練内容と平日の1日の基本的なスケジュールは、以下の通り。
資格検定 養成期間中に実施される判別試験と、養成訓練後半に実施する小型自動車競走選手資格検定(走行:規定タイムの合格基準は100m/秒平均タイムが3.65秒以内、整備、学科:一般教養、法規等)をともに合格した者がJKAによりオートレース選手として登録され、各オートレース場へ配属される。
このほか、養成所では選手以外にもオートレース審判員の養成も行っており、国家試験である小型自動車競走審判員資格検定に合格した者がJKAにより競走審判員として登録される。
2021年5月31日、JKAより選手資格検定に合格した第35期候補生の選手登録及び配属先の決定が発表されたが、その数は僅か…